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蓮華(れんげ)・スリンを付けた墓石を多く見かけます。それでは、蓮華・スリンは、何でしょうか?

<スリン>
スリンの起源の多くは蓮華台が簡略化したものと言う説が有力です。その他、ご位牌の形を模したものとか、竿石に座布団を敷いたなど、いろいろ言われますが、蓮華台の簡略化が一番有力なようです。お墓としてみると、まず墓石の背が高くなるので立派に見えます。デザイン的にもひと手間加えた良さがあります。好みで追加を検討されると良いと思います。

<蓮華(れんげ)>
蓮華は、蓮(はす)の花を表しています。蓮の花は泥の中でも美しい花を咲かせます。仏教的な意味合いとしては、どんな状況(理不尽な世の中)であっても、それに流されることなく心は綺麗である悟りを表します。

仏像をご覧頂くと仏様は蓮華座に載っている事が思い出されます。つまり、仏様は悟っているという事を蓮華座は表現している訳です。
お墓の場合は「○○家」「○○家先祖代々」など彫られている竿石が魂が入るとされています。つまり、竿石が仏像だとすると、その下にスリンや蓮華が入る事は亡くなったご先祖様の成仏を願う事を表現する事になります。
意味を考えて検討されるとより良い選択が出来ます。




   


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